東日本大震災の津波でクラゲが大量発生したのはなんで?
東日本大震災の津波でクラゲが大量発生したのはなんで?
- 答えは、堆積物のDNA分析の結果、石油の流出が原因だったみたい。
- 東日本大震災では巨大津波が東北地方の太平洋岸一帯に押し寄せてきた……。
- その結果、そこに暮らす生物に大きな影響を与えたよ。
- 例えば、津波の後、クラゲが大量発生したことが確認されてる!
- でも、以前はどのくらいクラゲがいたんだろうね……?
- そこで京都大学などの研究グループは、海底の堆積物中のDNAに注目したよ。
- 海底の堆積物は土砂などが降り積もってできる。
- つまり、深い所の方が古くて、浅い所は新しい。
- だから、堆積物を分析すれば「過去に何が起こったか」推定できるってわけ!
- 研究グループは、宮城県の舞根湾で堆積物を採取――
- その堆積物を層状に切り分けて、含有物やクラゲのDNAを分析――
- 結果、石油由来と思しき化学物質が検出された時期の後の層から発見された!
- 数多くのアカクラゲやミズクラゲのDNAが!
- じつは津波のとき、舞根湾に石油が流れ込んだことがわかってる……。
- この石油の流出によって一時的に環境が悪化――クラゲが大量発生した!?
- ――って、考えられているよ。
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