- 答えは、小惑星リュウグウがかつて彗星だった可能性が論理的に示されたよ。
小惑星リュウグウさんはひょっとしてお仲間だった?
- 小惑星リュウグウといえば「はやぶさ2」が探査したって有名だよねー。
- そんな小惑星リュウグウはかつて彗星だった!?
- ――可能性が理論的に示されたんだって!
(名古屋市立大学大学院理学研究科、岡山大学惑星物質研究所の共同研究) - これまでの研究でわかってるリュウグウの特徴は以下のとおり――
- 岩石の塊が弱く集合した多孔質(ラブルパイル構造)
- 高速自転による変形を示唆するコマ型の形をしてる。
- 有機物に富んでいる。
- 現在、リュウグウの起源として有力視されているのは――
「小惑星同士が衝突してできた破片が集まってできた」説
- ただし、この説では3.の有機物が多いことをうまく説明できない可能性も。
- そこで研究グループは、彗星起源説に基づいて考えてみた。
- 仮にリュウグウがかつて彗星だったとして、現在の姿を再現できるか。
- 論理的にモデル化したんだ。
- 結果、リュウグウの3つの特徴をうまく説明することに成功!
- 彗星核から氷が昇華し、宇宙空間に流出する――
- と、ラブルパイル構造になる過程で自転速度が約4倍にまで加速!
- コマ型に変形する。
- また、彗星核を構成する氷に含まれていた有機物――
- これは、天体内にとどまることが可能だと判明したよ。
- 今後、リュウグウから採集したサンプルの解明がさらに進めば――
- もっと詳しいことが分かるかもしれないね!
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