天然痘ウイルスは7世紀にすでに存在してたってなんで?
天然痘ウイルスは7世紀にすでに存在してたってなんで?
- 答えは、7世紀の人の骨や歯のDNAから天然痘ウイルスのDNAが検出されたから。
- 天然痘――これまで人類が経験した感染症の中でも特に恐ろしいもの。
- 感染者の30%が死に至り、20世紀だけでも死者は3~5億人に上るとの推定も……。
- 天然痘ウイルスは1980年に根絶が宣言されてる。でも、再び蔓延するかも……。
- そんな天然痘ウイルスは7世紀の北欧にすでに存在していた!
- 3万1630年前~150年前のヨーロッパやアメリカに住んでいた人の歯や骨――
- そこからDNAを抽出、天然痘ウイルスのDNA配列が含まれているかどうか調査。
- (イギリスのケンブリッジ大学などの研究グループによる研究)
- その結果、13人からウイルスが検出された!
- そのうちの11人は西暦600年~1050年に北欧で暮らしていた人々だった!
- これは今までの研究の記録を1000年以上さかのぼる科学的な証拠になる。
- ちなみに当時のウイルスは毒性が弱かったみたい。
- つまり、毒性が強い現代のウイルスとは別系統だと考えられているよ。
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