- 答えは、吸血コウモリは遺伝子が失われることで血液をエサにできているよ。
血ぃ吸うたろか、吸うたろか~
- 吸血コウモリ(ナミチスイコウモリ)は中南米の森林や洞窟に棲んでる。
- 夜間に家畜や野生動物に噛みつき! その血を吸って生きている。
- 哺乳類で唯一、血液のみをエサとしていることで知られているよ。
- しかし、血液に含まれる栄養分はとっても少ない……。
- だから、吸血コウモリは毎食体重の1.4倍もの血液を吸う必要がある。
- 吸血コウモリはそんな栄養の少ないエサだけでなんで生きられるんだろうね?
- ドイツのマックスプランク研究所がこの謎を解くべく調べてみた。
- 吸血コウモリと近縁なコウモリ26種について遺伝情報を比べてみた。
- 結果、吸血コウモリは13の遺伝子が失われ、働かなくなっていた!?
- 失われた遺伝子の影響はコウモリの脳から腸に至るまで現れているよ。
- 例えば、甘味と苦味の受容体の量が減って、味覚が変化してるって。
- これは血液の不快な味を感じにくくさせるのに役立っていると考えられる。
- 遺伝子が失われることで、吸血コウモリは血液をエサにできているんだね。
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