- 答えは、お口の中に広がるにおいが原因の一つと考えられているよ。
- 子どもにとって苦手な野菜の代表選手といえば――
- そう、ブロッコリーやカリフラワーなどアブラナ科の野菜だよね!
- (……え、違う? まあ今回はそういうことで話を進めますよ!)
- 原因の一つは「食べたときのあのにおい」
- あのにおいの成分は――
- アブラナ科野菜の硫黄を含む化合物
- 植物細胞に存在する酵素
- 口内に棲むバクテリアの酵素
- これらが相まって発生してる。
- 注目されるのは「アブラナ科野菜とヒトのだ液との反応」
- これらがにおい成分の発生に影響を与え、野菜嫌いに結びついてるのでは……?
- そこで、6~8歳の子供とその親98組を対象に調査が実施された。
- (オーストラリア連邦科学産業研究機構などの研究グループによる)
- ブロッコリーやカリフラワーを材料に、だ液とにおい成分発生の関係を調査。
- 結果は――
「におい成分の発生量は個人差が大きく、親子では同じようなレベルだった」
- これは、口内に棲む微生物の種類が親子で似ているからだと考えられる。
- また、発生するにおい成分が多い子供ほど、アブラナ科野菜が嫌いだった。
- でも、その親は別に嫌いじゃなかったんだって。
- つまり、大人になるとそのにおい成分に耐えられるようになるみたい。
- だから、ブロッコリー嫌いの子供も大人になればブロッコリー好きになる!
- ……かも?
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