- 答えは、オス同士がムダな争いを避け、メスを魅了するため。
- 野生動物の世界では「メスを巡ってオス同士が争うこと」あるよね~。
- そのために、角や牙など体の一部を武器として使えるように発達させてる。
- でも、テングザルには角や牙はない……代わりに「大きな鼻」がある!
- (……てか、このテングザル、イケメンじゃね?)
- この大きな鼻が、いわばテングザルの「男の武器」になっているんだって!
- そんなテングザルの大きく進化した鼻の謎を解く鍵は「犬歯」にあり!
- 犬歯は、ヒトを除く霊長類が武器として使う。
- 野性のテングザルを一時的に捕獲して、身体測定をしたところ――
- 強く(体格がよく)大きな鼻を持つオスほど、小さな犬歯を持つことが判明!
- つまり大きな鼻を持つオスほど強いのに、犬歯を使う必要がないってこと。
- これまでの研究でもテングザルは平和的な社会性を持つことがわかってる。
- それは鼻の大きさを比べ合うことで、ムダな争いを避けているからなんだ。
- テングザルは鼻が大きいほど、低くオスらしい鳴き声が出せる。
- すなわち、声の低さは肉体的な強さの象徴!
- オスは大きな鼻を持つことでメスを魅了しているんだね。
- だから、犬歯を使って直接争うことがないってわけ。
- いくら大きくても鼻なんて武器にならなそうだけど……
- でも、テングザルはそれを武器にして、平和的に強さ比べをしてる!
- ――って、考えられているよ。
- (なんかゴリラのドラミングにちょっと似てる気がしたよ)
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