- 答えは、ジャガイモの遺伝情報(ゲノム)は複雑だから。
じゃがバター大好き!
- ジャガイモといえば、世界の主要な作物だよねー。
- でも、収穫量の多い新品種の開発はほとんど成功していない事実。
(小麦や米などの主要作物と比べて) - その主な理由は、ジャガイモの遺伝情報(ゲノム)が複雑だから。
- ジャガイモには染色体が4組あって、各遺伝子も4つずつある。
- 当然遺伝子の数が多いと、ゲノムが複雑になる。
- ゆえに、新品種をつくり出すのがとっても難しいっていわれているんだ。
- しかし最近、ジャガイモゲノムの解読に成功したって話も!
(しかも世界初! ドイツのマックス・プランク研究所による研究) - ゲノムの解析には、普通は葉っぱなどを使うんだって。
- でも、この研究では717個の大量の花粉を材料にしてDNA配列を決定!
- もって、全ゲノムを解読することに成功したそう。
- じつは、ジャガイモの花粉に含まれる染色体は2組だけ。
- なので、ゲノムがそれほど複雑じゃなく、解析しやすいってわけ。
- これは病気にも強く、収穫量の多いジャガイモ品種の開発につながる!
- ――って、期待されているよ。
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