ウンチで集団死した巨大ナマケモノがいたってなんで?
ウンチで集団死した巨大ナマケモノがいたってなんで?
- 答えは、エクアドルで22体の集団のエレモテリウムの化石が発見されたよ。
- エクアドルのタンケ・ロマには新生代第四紀更新世後期の地層が分布してる。
- (新生代第四紀更新世後期は約13万年前~約1万年前)
- そこで「エレモテリウム(Eremotherium)」の化石がおよそ22体発見された!
- (エレモテリウムは絶滅してしまったオオナマケモノの一種ね)
- このタンケ・ロマの地層とエレモテリウムの化石を詳しく調べたところ――
- 「なんとこの22体は集団で死んでいた!?」と判明! ……って、なんで?
- タンケ・ロマではエレモテリウムの化石とともに大量の糞化石も出てきた。
- 当然その糞はエレモテリウムが排泄したものである可能性が高いって話に。
- さらに地層を分析した結果、その場所には水がたまってた。
- しかも、とても濁ってたみたい。これ、現在のアフリカで似ている状況が――
- 「カバが自分たちの排泄物で汚染された水を飲み、病死する」
- つまり、エレモテリウムも自分たちの排泄物によって集団死した可能性高し!
- (ラ・ブレア・タールピット博物館のエミリー・L・リンドセイ博士たち調べ)
- (ちなみにラ・ブレア・タールピット博物館はアメリカにある)
- 過去も現在も「ウンチする場所はだいじ!」、ウンチはトイレでね!
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