- 答えは、人間がほしい特徴を持った個体を品種改良で生み出しているから。
- 現在、人間に飼われているイヌやネコは、人の手で改良された品種ばかり。
- 例えば「毛が長い」とか「脚が短い」だとか……
- 人間が「ほしい!」と思った特徴を持った個体同士をかけ合わせる――
- と、ほしい特徴を持った子どもが生まれてくる――
- さらに、その子どもをかけ合わせる……
- こうした交配を繰り返すことで、いろんな品種をつくり出してきたんだ。
- ちなみに、イヌとネコとでは「イヌの方が品種改良しやすい」
- イヌはオスとメスを一緒に飼うと繁殖してくれる。
- でも、ネコはなかなか繁殖してくれない。
- 現在、イヌの品種は300以上、ネコの品種は80程度といわれているよ。
- イヌ……人間の役に立つ品種改良が行われてきた。
- ネコ……三毛や縞など毛並みの模様の美しさが注目されてきた。
- とはいえ、イヌももっと毛並みの模様に注目が集まってもよさそうだよね?
- でも、縞模様のある「甲斐犬」や白地に縞模様の「ダルメシアン」くらい。
- 毛並みに模様のあるイヌはネコほどバリエーションが多くない。
- 代わりに、シカ猟を手伝う「ディアハウンド」
- カワウソ猟を手伝う「オッタ―ハウンド」
- 前にも話したけど、イヌは「人間の役に立つ」ことが注目されてきた。
- そのため、大きさや形ならイヌ、毛の模様ならネコ。
- それぞれ今のような特徴的な品種改良が行われてきたってわけね!
- (ただし現代では、イヌもネコも愛玩用の品種改良が主みたいね)
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