- 答えは、アルパカの抗体は新型コロナウイルスの変異株にも反応するよ。
コロナ、恐るるに足らず!
- ウイルスなどの病原体が体外から侵入してくる。
- すると、私たちの体内では「免疫」が働いて病原体を撃退する!
- その際、病原体ごとに免疫の担い手である「抗体」がつくられる。
- この抗体は「病原体が変化する」と効かなくなることがある。
- 抗体は「感染症の医薬品」として使われているね。
- 新型コロナウイルスの「抗体薬」もそう。
- しかし、これは「変異株が現れることで効かなくなる」と指摘されてきた。
- そこで、最新の研究で次のことが注目された。
(京都大学、大阪大学などの研究グループ) - 「新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質の小さな溝」
- この溝は、変異株でも変わりにくい。
- つまり、ここに結合してウイルスの働きを抑える抗体をつくる――
- それができれば、変異株に有効な医薬品ができるかも!
- ただし人間の抗体は大きく、スパイクタンパク質の溝に入れなかった。
- そこで、アルパカさんの登場ね!
- 南米原産のアルパカは「人間よりも小さな抗体をもっている」
- 実際、アルパカの抗体は新型コロナウイルスの変異株にも反応した!
- すでに利用されている抗体薬よりも高い効果が確認されたんだって。
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