【フードロス解決⁉】食べ残しがコンクリートより強くなるってなんで?
【フードロス解決⁉】食べ残しがコンクリートより強くなるってなんで?
- 答えは、廃棄された野菜や果物を新素材に加工する技術が開発されたよ。
- 食べられるのに捨てられてしまう「フードロス」。1年間に約600万tも出てる!
- 野菜や果物の皮と芯、魚の骨や鱗といった食べられない部分は約1930万tにも!
- 食品廃棄物を少しでも減らしたい……。
- そこで、廃棄された野菜や果物を新素材に加工する技術が開発されたんだ。
- (東京大学生産技術研究所の研究グループによる報告)
- まず、フリーズドライ技術で廃棄された野菜、果物を乾燥させてから粉砕。
- (フリーズドライ技術は、急速凍結させてから真空環境で水分を失わせる)
- 適量の水を加えた後、100℃前後の熱、20M㎩前後の圧力を加えながら成型。
- この新素材は、曲げようとする力に対してコンクリートの4倍近い強度持つ!
- しかも、食品が持つ香りを保ったり、逆に取り除いたりもできる。
- (加工する際の温度や圧力を調整することで可能となる)
- 調味料を加えておけば新素材として利用後、食べることもできる。
- 野菜や果物を含む植物は、大気中の二酸化炭素を吸収する。(光合成)
- でも廃棄された野菜や果物が焼却されると、その二酸化炭素は大気中に戻る。
- しかし、この新素材を建設材料などに使う。
- と、二酸化炭素を植物の体内に封じたまま。
- 食品のムダを減らして、地球温暖化対策にもなるって期待されているよ。
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