- 『DXの思考法:日本経済復活への最強戦略』よむかも。
- 著者:西山圭太 解説:冨山和彦 出版社:文藝春秋
- 定価:1500円+税 発売日:2021年4月13日 単行本:272ページ
- ISBN-10:4163913599 ISBN-13:978-4163913599
- 「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」とは何ぞや? って話やね。
- 「地方創世」「一億総活躍」「ナッジ・ユニット」的な的な?
- ワンフレーズ・ポリティクス(政策的・経済的死語)ってやーつ?
- いまんとこ、DXは「FAXやハンコはもうやめようぜ」ってレベルの話らしい。
- 「いや、それもっと前からできてたことやーん」ってみんなそう思ってる?
- この本は、そんなんじゃなくて、真のDXの姿を示そうとしてるってね。
- でもその姿は抽象的に示される世界観とのこと。
- 未だ見えぬ未来像の全体を描こうとするものだっていう、ね。
- だからこの本の内容は、晦渋な議論の内部に留まってるようにも見えるって。
- ただ、読み終えたとき、私たちの想像力は喚起されるって。
- 各自の世界観の外側に連れてってくれる可能性に開かれた書だと言えるって。
- 最初は、変化の構造を解き明かすべく抽象的な概念が連ねられるって。
- それは見えないところで進む真のDXを概念化しようとする葛藤の痕跡だって。
- それがこの本の魅力である、って。
- (……ここまでで、正直読む意味あるのかな、って思ってる私がいるよ)
- でもでも、この本の核はIXにあるんだって。
- じゃさ「IX(インダストリアル・トランスフォーメーション)」とは何ぞや?
- 産業の在り方、その存立の基盤自体が大きく変質することだって。
- メンバーシップ型雇用を最大限活用して生まれた日本の強み。
- それが今揺らぐ理由が明確に浮き彫りになるって。
- 「だから今こうなってんのか」
- 「これからどうやって社会へ政治へ接続していくのか」
- そこに思い至ったとき、個人の目の前に存在する課題が違って見えてくる。
- 社会の変化すべき部分が改善されないって、苛立ってる人たちへ。
- 何が障壁で何を目指すべきか、考えるきっかけがこの本にあるんだって。
- (よむかも、な理由は、もちろんDXが何か知りたかったから)
- (でもここまで見た限り、この本を手にするのはとても勇気がいるよな予感)
- (でも、売れてるみたいなんだよな~この本。なんでだろね?)
【追記】
- わかった。この本は「DX」の本じゃなかった。
- 「DX時代のリーダー論」の本やった。
- 主な要点は2つ。
- 一つ、課題設定できるようになれ!
- 与えられる課題を模範解答的に解決するんじゃダメ。
- 斬新な発想ができるようにならないと。
- 一つ、抽象化できるようになれ!
- 具体的な話は抽象化(重要な部分を抜き出)して考える。
- 例えば1960年代、ビジコンがインテルにマイクロチップを発注した。
- ビジコンは計算プログラムを実行する12種類の半導体の開発を依頼。
- しかしインテルの技術者は発注の本質について考えた。
- 9種類の半導体を1つの汎用チップで実現しようと発想。
- これが汎用マイコンになった。みたいな。
- 「課題設定」と「抽象化」だいじに!
DXとは何か:意識改革からニューノーマルへ
『DXとは何か:意識改革からニューノーマルへ』よむかも。著者:坂村健。出版社:KADOKAWA。定価:900円+税。発売日:2021年4月9日。新書:248ページ。DXとは、デジタルインフラを活用して社会全般を高いレベルで効率化すること。オープンソースの活用が一つのカギ。
未来を実装する:テクノロジーで社会を変革する4つの原則
『未来を実装する:テクノロジーで社会を変革する4つの原則』よむかも。著者:馬田隆明。出版社:英治出版。定価:2200円+税。発売日:2021年1月24日。単行本:472ページ。テクノロジーを駆使して変革をもたらす、よりよい社会づくり。その参考になりそうなのがこの本なんだって。
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