- 『落語の行間:日本語の了見』よむかも。
- 著者:重金敦之 出版社:左右社
- 定価:1800円+税 発売日:2020年11月10日 単行本:256ページ
- ISBN-10:4865282971 ISBN-13:978-4865282979
- この本は、類い稀なる落語本。とのこと。
- 落語の知識、造詣、蘊蓄、含蓄を、懇切丁寧に解りやすく伝える。
- 平均のちょい下あたりの落語ファンにぴったりだそう。
- 現代では消えかねぬ、落語の中にうごめく言葉の価値。
- それを独特の語り口で深ーくえぐり、言葉の妙味をよみがえらせてくれる。
- 落語は、小気味よい噺家のテンポ、笑いのあやつりに気をとられがち。
- しかし、その行間にある日本語の奥深さこそよし。
- 落語に登場するしたたかで厄介な言葉。
- そこに内視鏡を差し込んで解剖していく感じ。
- 「火焔太鼓」「井戸の茶碗」に出てくる「世に二つという名器」の謎。
- 志ん生の「フラ」と文楽の「本寸法」のかねあい。
- 文楽用語の「あばらかべっそん」の由来。
- などなど。炙り出されていく。
- (…〝鼻唄三丁〟…〝矢筈斬り〟!!!!!)
- (要するにワンピースの元ネタによくあるから、よむかも、なお話)
落語の行間 日本語の了見
志ん生は“フラ"の天才、演目を研ぎに研いだ八代目・桂文楽は“本寸法"そのものの人だった 「広辞苑」からは拾いきれない“はみだし語"を、落語から紐解く、他に類を見ない語学書が誕生! 日本の口承文化・落語。この落語を生業とする名落語家の演目をも...
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