『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :若江雅子
- 出版社 :中央公論新社
- 定価 :900円+税
- 発売日 :2021年6月9日
- 新書 :320ページ
- ISBN-10:4121507320
- ISBN-13:978-4121507327
『よむかも』な本のポイント
- そもGAFAとは何ぞや?
- なぜ日本でGAFAは生まれないのか?
- GAFAを知りたい。
『よむかも』な本のレビュー
- 『膨張GAFAとの闘い:デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか』よむかも。
- GAFAとは米国の主要IT企業(Google、Amazon、Facebook、Appleの4社の総称)
- でも、その存在の一体何が問題なのか?
- IT問題に詳しい新聞記者が、その社会への影響を考察。
- 検索結果、スマホの位置情報、ウェブの閲覧履歴――。
- それら大量の情報を収集、そこから莫大な広告収入を得てる。
- だけでなく、膨大なデータでAIをどんどん進化させてる。
- どんどん新たなビジネス分野も開拓してる。
- エコーチェンバー化やフィルターバブルで社会を分断してる。
- (エコーチェンバーは、SNSとか自分に似た意見しか見ない視野狭窄)
- (フィルターバブルは、興味のある情報ばかり優先表示される視野狭窄)
- プラットフォームの寡占を許せばどうなるか?
- プライバシーの問題はもちろん。
- 市民の選択肢が奪われる不本意なサービスを拒否できなくなる。
- その存在は今や国家や民主主義の在り方まで脅かそうとしてる。
- そんなわけでGAFA規制の世界的な動きを追う。
- (……う~ん、個人情報が勝手に収集されてるのは確かに怖いんだよね)
膨張GAFAとの闘い-デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか (中公新書ラクレ 732)
GAFAの力の源泉は、私たちから集めたデータだ。彼らはSNS事業者としての「表」の顔で集めたデータを、「裏」の広告事業で活用して巨利を得ているのだ。日本はデータの利活用派と保護派の対立で膠着し、海外では何年も前から問題視されていた事案が放置...
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