『よむかも』な本の基本情報
- 編集 :玄田有史、萩原牧子
- 出版社 :慶應義塾大学出版会
- 定価 :1800円+税
- 発売日 :2022年3月12日
- 単行本 :280ページ
- ISBN-10:4766428064
- ISBN-13:978-4766428063
『よむかも』な本のポイント
- テレワークでおうち時間が増えてよかったね!
- (コロナ禍→非正規を解雇)
- (コロナ後→非正規を雇用)
- (ただ、それだけの事)
『よむかも』な本のレビュー
- 『仕事から見た「2020年」:結局、働き方は変わらなかったのか?』よむかも。
- 結論から、全体ではあまり変わらなかった。
- 安定を優先して変化対応できず、所得格差は質的に拡大した。
- まあ、言われなくても気づいてる人多いかもしれないけれど。
- この本はデータから「コロナ禍で日本人の働き方は変化したのか」検証。
- コロナ禍が襲来した2020年春。
- 緊急事態宣言発動によって、日本経済は急収縮した。
- しかし雇用調整助成金による休業支援もあって、失業者の急増は回避された。
- (って、ホントかよ?)
- その実態、非正規雇用が一時、100万人分ほど失われた。
- 結局今回も、非正規が調整弁としていいように利用されただけ。
- 正規と非正規の二極化構造は変わらない。
- でも、導入が遅れていたテレワークは大企業では広がったそう。
- それ故に、コロナ禍が長時間労働の是正の転機になったって。
- (いやさ、残業代がさらに減っただけだし)
- 所得格差の一段の拡大は観測されなかったって、まじかよ。
- ただし高収入を安定的に得られる人はテレワークで働き方の柔軟性ゲット。
- 質的に格差は広がったようにも見えるらしい。
- (はい、それを起因としてこれから格差拡大していくかもって話ね)
- コロナ禍では従業員の能力開発が停滞した企業も少なくないって。
- (従業員の能力開発してくれる企業ってあるの? 具体的にどこよ?)
- (どうせ正規だけなんでしょ? ねぇ、そうでしょ?)
- (あ、ひょっとして派遣の研修のこと? ああ、そういうこと……)
- でもって、これ起因で将来の生産性や所得が低迷する恐れがあるんだって。
- アメリカではロックダウン時に一時解雇が一斉に広がった。
- そして現在は超人手不足。空前の大転職時代。
- つまり労働者は高い賃金を支給する成長企業にシフトしてるってホントかよ。
- ゆえに現在の混乱が落ち着けば、将来はリシャッフル効果発動!
- 生産性が改善されるかもって話。
- 労働保蔵した日本はどうか?
- 経済構造の変化に対応できず、コロナ後も経済停滞が続く恐れあり。
- うん、あえて二回言うけど、知ってる人多いかもしれないけれどね。
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