『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :阿川尚之
- 出版社 :ミネルヴァ書房
- 定価 :2600円+税
- 発売日 :2021年5月19日
- 単行本 :272ページ
- ISBN-10:4623090728
- ISBN-13:978-4623090723
『よむかも』な本のポイント
- 多様性は活力源かつ対立の種!
- 分裂寸前こそ米国の常態!
- やっぱアメリカ?
『よむかも』な本のレビュー
- 『どのアメリカ?:矛盾と均衡の大国』よむかも。
- 自分勝手、でも世界一寄付してる。平等を叫ぶ、でも競争が好き。
- 米国はどこに視点を置くかでまるで違って見える。
- 日本は互いの年齢を重要視。
- とくに学生のときは同年齢の集団に属さなくてはってプレッシャーがすごい。
- 米国は、年齢も人種も民族も関係ない。
- 米国には、従来のやり方に捉われない新しい発想を生む力がある。
- 多様性から奇抜な考えが生まれ、それを実現する自主性にも富む。
- レポートでC評価を受けた学生が「だったら実証してみせる!」
- ――と、つくった会社がフェデックス!
- マイクロソフトなどガレージ発祥の大企業も多い。
- 多様性を維持しつつ国としてまとまるのは容易ではない。
- 「互いに歩み寄ってほしい」みたいなのとは少し違う。
- 米国人は主張をぶつけ合うことが正しいと思ってる。歩み寄る気なんてない。
- 米国には、大きな不満も選挙や訴訟で変えうるという楽観主義がある。
- そのため、徹底的に暴力で国の形をぶっ壊そうとはならないだろう。
- 米国では憲法の役割が大きい。憲法が最低限のまとまりを担保している。
- 日本で憲法論議が盛り上がらないのはたぶん憲法がなくてもまとまれるから。
- 憲法の枠内で徹底的に争い、負けたら「次」を目指せばいい。
- 「4年後の選挙を目指せ!」
- 日本も「政府が悪い」と批判するより、自分たちの政府樹立を目指すべき。
どのアメリカ?:矛盾と均衡の大国 (セミナー・知を究める 4)
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