小さい穴から見るとよく見えるのはなんで?

科学
  • 答えは、目に入ってくる光が小さい穴で調節されるから。
え、小さな穴から見るだけでいいの? Wifiデジタル顕微鏡じゃなくても?

  • 人間などの目ではレンズ(水晶体)が光を集めているよ。
  • レンズには、光を感じる神経が集まってる網膜がある。
  • この網膜の上に像がつくられ「見える」って感じるわけ。
  • 像の各部分の明るさや色を神経が捉えて脳に伝え、形などを理解しているよ。
  • このとき、目の前に小さな穴を置く。
  • と、目のレンズに入る光の直径が小さくなる。
  • と、像をつくる光の角度が狭くなる。
  • と、光が集まって像になる部分が前後に広がる。
  • 要するに「ピントが合う範囲が広がる」
  • ピントが合う範囲が広がると、はっきり見える範囲も前後に広がる。
  • だから「よく見える!」と感じられるようになるわけね。
  • あと、目のレンズは完全ではなくて、実際にはかなり歪んでる。
  • そのため、瞳の真ん中と周辺からの光はうまく集まらなくてぼやけちゃう。
  • これを普通は目の筋肉や脳が修正して見てる。
  • 小さな穴で入ってくる光の直径が狭まる。
  • と、目のレンズの一か所だけを使うことになる。
  • と、光がうまく集まってシャープに見えるようになるってわけ。
  • 他にもいくつかのしくみが合わさって、小さな穴から見るとよく見えるんだ。

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