- 答えは、それは人が動物を観察することで生まれる物語。
私はウサギなんだよ。寂しいと死んじゃうんだよ?
- まず安心して、ウサギがさびしくて死ぬことはない!
- てか、ウサギは人間と同じようにはさびしさを感じてない(たぶん)
- でも、噂、都市伝説――人がつくった「物語」と思えば、おもしろいよね!
- ウサギがさびしそうにしてる……そのうち死んじゃわない……?
- こういう気持ちって自然と湧いてくるよね。
- ウサギがさびしそうに見える理由の一つは「動きや顔に変化がない」
- 例えば、イヌと比べたらわかりやすいかもしれないね。
- 飼い主が帰ってくると尾を振って喜ぶ。
- お腹が空いたら後ろからついてくる。
- 雷が怖いときは背中を丸めてブルブルしてる。
- 失敗したときとか、恥ずかしげに顔を逸らす。
- 体の具合が悪いときは苦しそうにしてる。
- ウサギはそういうことをしないよね、同じ獣なのに、不思議だよね。
- 自分の体に起きていることを表に出さないのがウサギの特徴。
- そのため、ウサギを見る人間は「ウサギってさびしそう……」
- 人でも喜びや怒りや苦しさや――
- 感情をあまり見せない人はさびしげに見えるもんね。
- ウサギのような小動物は、天敵となる他の動物に隙を見せられない!
- だから、体調が悪くても表に出さないことが多いんだって。
- その性質が人間に飼われるようになっても引き継がれているんだって。
- それで困ったことに、ウサギの重い病気は飼い主が気づきにくい!
- だから発見が遅れて、ある日突然死んじゃった……。
- そんな悲しい体験が起きやすい。
- 結果として「ウサギはさびしいと死んでしまう」という物語が生まれた。
- 人間は動物――とくにペットのしぐさとかよく見るよね。それは観察。
- 結果、科学的な正しさとは別に、その動物に密接な物語を心に思い描く。
- 「ウサギがさびしいと死ぬ」という物語。
- 人間が動物をよく観察してきた「目」がそう見せているんだね!
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