昆虫は汗をかかないのに体温を下げられるのはなんで?
昆虫は汗をかかないのに体温を下げられるのはなんで?
- 答えは、周りの空気を使って体を冷やすから。
- 人間は運動したりして体が熱くなると汗をかいて体を冷やすよね。
- けど、昆虫は固い皮膚で全身すき間なく覆われてて汗をかけない。
- 昆虫は体熱くなりすぎたときどうするの?
- 昆虫は体のサイズが小さいから、周りの空気を使って体を冷やせば充分。
- しかも体を冷やしやすいようにほかにもいろんな工夫がされてる。
- たとえば、猛スピードではばたくスズメガの仲間。
- 翅を動かす筋肉を活発に動かすので、その筋肉がついてる胸部に熱がたまる。
- そこで、血液の流れを速くして、胸部にたまった熱を、血液を通して腹部へ。
- そこから周りの空気に熱を逃がして、体を冷やしてる。
- ほかにも、集団をつくる昆虫は、巣全体で温度調節を行ってるのもいるね。
- たとえば、ミツバチは巣の温度が高くなりすぎると、どうすると思う?
- 働きバチが翅を使って巣の中に風を送ったり、巣に水を運んだりする。
- 水は蒸発するとき周囲の熱を奪って、巣の温度を下げる。
- これはまさに、人が汗をかいて体温を下げるしくみと一緒だよね。
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