- 答えは、お金は国民の生活や経済の安定を考えて刷られているよ。
はい、パン10個セット一万円になりまーす!
- 国がたくさん借金してると「大丈夫なの?」って不安な気持ちになるよね。
- 確かにたくさんお金を刷って返済すれば、借金がなくなって安心できそう。
- だけど、たくさんお金を刷ると、実際何が起こるんだろうね?
- 世の中にお金がたくさん出回ると、お金の価値が下がる。
- お金の価値が下がると、たくさんのお金を使わないと物が買えなくなる。
- すなわち、物の値段が上がる。これがインフレ(インフレーション)ね。
- 今まで100円で買えてたパンが1000円払わないと買えなくなるかも!?
- (ちなみにこの逆はデフレ―デフレーション―)
- (100円で購入していたものが50円や10円で買えるようになる)
- 確かにインフレが起きれば「え? たった100円しか返さなくてもいいの?」
- ――って思える価値になって、国の借金返済は楽になるかもしれないね。
- でも、国民はどうなるんだろう?
- もし給料があまり上がってないのに、いきなり買うものが高くなったら?
- 当然、生活は苦しくなるよね!?
- 急激なインフレ(=ハイパーインフレ)で人々の生活が大混乱!
- 1日2回給料をもらわないと物が買えない!?
- ――なんて例も世界にはあるんだ。
- そうして経済が混乱すると世界の人たちは日本の国を信用しなくなるよね。
- そしたら日本のお金も信用されなくなる。
- 日本銀行が発行するお金は現在、他国からも信用されてる。
- だから1000円札で1000円の買い物ができるし、外国の紙幣と交換もできる。
- つまり、お金の印刷をする際は、国の借金を減らすことだけを考えちゃダメ。
- 国の信用や国民の生活など考えて、慎重に判断し調整しなきゃいけないんだ!
コメントしてね!