- 答えは、力覚センサーの検出範囲が狭く、繊細な制御ができななかったから。
オモイモノモテル! タマゴモツカメル!
- 人間の手指は、卵のような微妙な力加減がいるものもつかむことができるね。
- でも、ロボットにはこれがなかなか難しい……。
- その原因はロボットの力覚センサー(力の大きさを知るセンサー)
- 検出範囲が狭く、微小な力を計測できず、繊細な制御ができなかったのね。
- この力加減のできる範囲を広くすればロボットも卵をつかめるようになる?
- あるいは工場で働く組み立てロボットはいろんな製品を作れるようになる?
- そこでNEDOと国立大学法人埼玉大学は、HDRセンサーを開発!
- (興電舎、ワコーテックも協力)
- (NEDOは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の略称)
- (HDRはハイ・ダイナミック・レンジの頭文字をとった言葉だよ)
- HDRセンサーは鳥の羽根のような10gのものから20kgまでの検出範囲を持つ。
- そのため、重い金属の材料に軽い樹脂製の部品を取り付ける作業もできる。
- つまり、軽い樹脂を傷つけずに組み立て作業ができるってわけ!
- さらにAI(人工知能)による学習機能を用いる。
- と、より繊細で精密な組み立て作業ができるように!?
- この技術で、工場の生産性と製品の品質がアップするって期待されてる。
- 卵もつかめるロボットが誕生する日も近いかも!
- (じつは卵をつかめるロボットアームやロボットハンドがすでにあるらしい……?)
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