新品の消しゴムに粉みたいなものがついてるのなんで?

化学
  • 答えは、工場でつくるときにくっつかないようデンプンをつけているよ。

  • 消しゴムの材料はこんな感じ。
  • 塩化ビニール樹脂(プラスチックの一種)
  • 炭酸カルシウム
  • 可塑剤
  • 安定剤
  • 消しゴム工場でのつくり方はこんな感じ。
  1. 材料を混ぜ合わせて熱を加え、液体の状態にする。
  2. それを型に流し込んで、取り出した後に冷ます。
  3. 小さく切断して包装して完成!
  • 切断前の消しゴムは、しばらく重ねて置かれる。
  • だから、そのままだとお互いにくっついちゃう。
  • そこで、表面にデンプンの粉をつけて、くっつかないようにしてる。
  • これは大福の表面に細かな粉がまぶしてあるのと同じ理由ね。
  • 白い粉はデンプン。だから、体に害はない。
  • もし気になるならティッシュとかで拭き取るといいね。
  • 物質は表面が非常になめらかなもの同士だと、互いにくっつきやすくなる。
  • これは、接触面に空気が入りにくくなることで起こる。
  • 周囲の大気の圧力の方が接着面よりも大きくなって押されるってわけ。
  • それから、物質と物質が接近したとき分子と分子が引き合う力がある。
  • これは「分子間力」といって、ものがくっつく原因の一つなんだ。

コメントしてね!

  1. 匿名 より:

    いいですねぇ~

  2. 匿名 より:

    しらなかったー。すごくわかりやすい

  3. 匿名希望 より:

    「なんでかな?」と思っていたことがすっきりと解消されました。分かりやすかったです。

タイトルとURLをコピーしました