- 答えは、脳が取り入れた情報を整理し、正しく機能させるため。
- ヒトの脳は起きているとき、様々な情報を取り入れ、処理しながら記憶する。
- そして、たくさんの情報は適切に、取り出しやすい形に整理する必要がある。
- この作業を脳は眠っているときに行っている。
- これを行わないと脳は正しく機能することができなくなっちゃう。
- そのため「眠い」という感覚をつくり出したってわけ。
- あと、体内時計によって1日の中で覚醒しやすい時間帯は決まってる。
- ヒトは昼間に活動する動物だから、昼間に覚醒が高まるようにできてる。
- そんなわけで昼間よりも夜の方が「眠い」感覚が強くなる。
- そして、「眠る」って行為はじつは危険なことでもあって。
- 野生の動物だと外敵に食べられてしまうこともあるし。
- だから「眠い」って感覚は「何か行動する必要があるとき」は起こりにくい。
- 緊張してたり、不安だったり、楽しいときって眠くならないでしょ。
- こうした状況は「行動する必要がある」から「眠い感覚が抑えられる」。
- あとは、空腹でも「眠い」感覚は抑えられる。
- これは、空腹だと「食べる」行動をする必要があるから。
- 逆に退屈なとき、安全なときには眠たくなる。
- つまり「行動する必要がないとき」や夜間を利用して脳は情報整理を行う。
- そのためには眠る必要がある。
- なので「眠い」って感覚を生み出して、睡眠を得ようとするんだね。
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