髪の毛が濡れるとまっすぐになるのはなんで?

化学
  • 答えは、水分によってタンパク質の結合が切れるから。
  • 髪の毛1本の直径は約0.08mmで内部は3つの層に分かれてる。外側から――
  • 毛小皮(キューティクル)・皮質(コルテックス)・髄質(メデュラ)ね。
  • 皮質の部分が最も厚くて、濡れたときにたくさん水分を含む。
  • そのため、髪の縮れに影響するよ!
  • 髪の毛の内部のタンパク質分子は「水素結合」っていう力で結びついてる。
  • 水素結合は弱い力で、水に濡れると切断される。
  • つまり「縮れが取れてまっすぐに伸びる」! でも乾くとまた結合しちゃう。
  • だから髪に寝ぐせがついたとき、水に塗らして伸ばし、乾燥させて直せる!
  • これは、タンパク質分子の水素結合を一度切断し再結合させてるからなんだ。
  • じゃあ、美容室でパーマをかけて髪にカールをつけるときはどうだろうね?
  • パーマは、まず髪の毛のタンパク質分子の結合を薬品で切断。
  • それからカールした状態にして別の薬品でその曲がり具合のまま再結合。
  • すると、水に濡れても元に戻らないカールをつけられるってわけね!
  • (天パも水でずっとまっすぐにできればいいのに……って思うのは私だけ?)

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