白亜紀の哺乳類にはすでに社会性があったかもってなんで?
白亜紀の哺乳類にはすでに社会性があったかもってなんで?
- 答えは、「隣人のネズミ」の化石が発見されたから。
- 現在の哺乳類の多くは、群れで暮らすなど「社会性」を持ってるよね。
- 生命の歴史を振り返ると、哺乳類は今から2億年以上前に出現したけど――
- いったいいつから社会性を持つようになったのか? ずっと謎だった。
- でもアメリカのモンタナ州で社会性のある哺乳類の化石が発見された!
- (約7750万年前の白亜紀後期にできた地層から発見された)
- その哺乳類は「フィリコミス(Filikomys)」と名付けられたんだけど――
- その名前は「隣人のネズミ」って意味。
- 名前の通り、現在のネズミやリスに似た大きさと姿をしてたんだって。
- そして、どうやら穴を掘ることができたらしい。
- 化石は少なくとも22個体分見つかった。
- その中の一部は同じ場所から発見され、しかも成体と亜成体が混ざってた。
- (亜成体は若い個体のことね)
- つまり、フィリコミスは世代の異なる仲間たちと同じ穴の中で暮らしてた。
- すなわち、社会性を持っていたのではないかと考えられる。
- ひょっとしたら発見された化石は、家族だったのかもしれないね。
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