地球はいつか滅ぶってなんで?

天文
  • 答えは、惑星にも一生があり、地球も例外じゃないから。
  • 星は宇宙にただようガスが集まって生まれる。
  • 太陽くらいの重さの恒星の寿命は約100億年。
  • だから太陽はあと50~60億年くらい輝き続ける。
  • その後はどんどん大きくなって赤色巨星になる。
  • 赤色巨星になると、太陽の表面からガスが逃げていく。
  • 最期は芯だけの白色矮星になって、その一生を終える。
  • もっととても重い星は、最期に超新星爆発を起こしてブラックホールになる。
  • ――と、こんなふうに、星は生まれたときからその一生が決まっている。
  • もちろん恒星の周囲を回る惑星にも一生がある。
  • 地球は太陽の周囲を回る惑星の一つ。
  • マグマの海に覆われた熱い状態で誕生して、時間とともに冷えてきた。
  • 地球の内部はまだ熱いけど、あと15~30億年くらい経つと火山活動が停止――
  • 冷え切って惑星としての「死」を迎える。
  • (すでにそのような状態になっているのが、月や火星ね)
  • 惑星として死んだ後も、地球は太陽の周囲を回り続ける。
  • 今から60億年ほど経つと、太陽は赤色巨星となる。
  • 現在の200~800倍くらいにまで巨大化する。
  • そうなると、地球は太陽に飲み込まれてしまうか、蒸発してしまうかも。
  • また、太陽の光はだんだん強くなっている。
  • その影響で数億年後には、気温上昇によって地球の海はすべて蒸発するかも。
  • そうなると、地球上のすべての生命は滅ぶことになる。
  • 人類はそれよりもずっと前に滅んでしまうか、他の惑星に移住してるか……。
  • と、まあ、こんなふうに遠い将来、地球は確実に滅んじゃう。
  • 惑星の一生として、生まれたときから定められているのでしょーがない。
  • けど、私たちの人生とは比較にならないくらい遥か未来の話。
  • だから今、君が地球の最期について不安がる必要はないから安心してね。

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