冬には見られない生き物が夏にはたくさん見られるのはなんで?
冬には見られない生き物が夏にはたくさん見られるのはなんで?
- 答えは、太陽の光が命を育むから。
- 暖かい春から暑い夏にかけては、たくさんの生き物が見られるよね。
- 多い少ないっていうけれど同じ生き物の数だったり、生き物の種類だったり。
- つまりは、夏は生き物の数も種類も豊かな季節。
- 逆に、寒い冬は生き物を見る機会が減っちゃう。
- 夏と冬の違いっていったら、なんだろうね?
- それは、太陽が空に昇っている時間の長さで、夏の方が長いよね。
- 時間だけじゃなくて、地表に降り注ぐ太陽エネルギーの量も夏の方が多い。
- だから季節によって気温が大きく変化する。
- じゃあ、生き物の世界はどうなっているの?
- 陽光を受けて、まず元気になるのは「植物」
- 多くの植物は太陽の光を使って、生き物の元になる物質をつくりだす。
- (植物は光合成によってデンプンをつくる!)
- その物質が生き物たちの栄養となり、体をつくる原料になる。
- 日が昇って気温が上がると、植物は生き物の元になる物質を活発に生産する。
- と、数も種類もどんどん増えていく。
- その植物を食べて、ヒトを含む動物たちも増えるよね。
- 動物は、ただ太陽光線を浴びるだけじゃ繫栄できない。
- でも、増加する植物を食べることで、数と種類を増やしていくんだ。
- つまり、日の光がたくさん得られる夏には、植物も動物も増える。
- 光が乏しい冬には、植物を出発点にして生き物が増えるのが難しくなる。
- 日本の多くの地域では四季がはっきりしてるよね。
- でも、地球上には一年中熱い熱帯や、逆に一年中寒い場所もある。
- こうした地域の生き物の豊かさも、太陽光線に支えられているよ。
- だから、熱帯地方では一年中、植物も動物もたくさん育つ。
- 反対に、寒い地方では生き物は常に乏しいんだ。
- 例えば、南極大陸や高山地帯では、動植物はほとんど生きていけない……
- お日さまに感謝だね!
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