- 答えは、夜行性じゃない人間にとって特に必要じゃなかったから。
- 太陽の表面からは、ある決まった強さのエネルギーが飛び出している。
- このエネルギーは波の形をしていて、さまざまな長さ(波長)がある。
- そして、その波には「人間に見えるものと見えないもの」があるんだ。
- 太陽から飛んでくる波(エネルギー)――
- 一番強い部分は400nm~700nmの長さを持っている。
- (1nmは1mmの100万分の1)
- 人間の目はこの部分を「光」と感じて見ることができる。(可視光線)
- これは「太陽から降り注ぐ最も強い光」だけを見ているといえる。
- それだけ見えれば「人間にとっては効率的だから」と考えられる。
- 一方、赤外線――
- 近赤外線……700nmよりも少し長い部分
- 熱赤外線……8000~1万4000nmのとても長い波を持つ
- ――などがあって、これらは人間の目には見えない。
- 夜行性の動物などは、熱赤外線を光のように検知して行動するものもいる。
- 光の乏しい場所で活動しなくちゃいけないから見えるようになったわけね。
- つまり夜行性じゃない人間は、赤外線を見える必要がなかった。
- だから人間は赤外線を見ることができないのだと考えられるよ。
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