ピアノのペダルを踏むと音の出る時間が長くなるのはなんで?
ピアノのペダルを踏むと音の出る時間が長くなるのはなんで?
- 答えは、音を止める「ダンパー」が弦から離れるから。
- ピアノの鍵盤を押すと、ピアノの中にあるハンマーが弦を叩いて音を出すよ。
- このしくみは「アクション」と呼ばれてる。
- ハンマーが弦を叩くと、弦が振動して音が出るわけなんだけど……
- 弦の振動は一部の高音を除いて、自然に終わるまでしばらく続く。
- すなわち、音も鳴り続ける。とくに低い音はなかなか音が消えないんだ。
- そのため、ピアノには音を止めるための「ダンパー」という部品がついてる。
- ダンパーは先端にフェルトがついた部品で、鍵盤を叩く前は弦に接触してる。
- (フェルトは、羊などの動物の毛をシート状にしたものだよ)
- 鍵盤を押すと、テコの原理でダンパーが弦から浮き上がり、弦が鳴る状態に。
- このときに、ハンマーが弦を叩くから音が出るってわけ。
- 鍵盤から指を離すとダンパーが下がって、再び弦と接触して音を止める。
- 逆に、音を伸ばしたいときは、足元にある右側のダンパーペダルを踏む。
- ダンパーペダルを踏むと、すべてのダンパーが上がって、弦から離れる。
- ダンパーが弦を押さえないから、鍵盤から手を離しても音は止まらない。
- 自然に消えるまで音が鳴り続けるってしくみだよ。
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