- 答えは、人間の視野は横長だから。
- 人間の目は横に2つ並んでるよね。つまり、人間の視野は「横長」
- 横に広く、水平方向に動くことが多い。
- そのため「映像を映す画面も横長の長方形が向いている」とされているんだ。
- 画面の横と縦の比率は「アスペクト比」と呼ばれている。
- 今のテレビでは国際規格として「16:9」が採用されてる。
- テレビが発明されるより前、初期の映画は今より正方形に近い「4:3」だった。
- でも「大画面で見るとき迫力を感じさせる」目的で、横長になったんだ。
- 1970年代後半に、画面形状と画面の大きさに関する調査があった。
- 「画面サイズが大きくなればなるほど、アスペクト比は横長の方が好ましい」
- との結果が得られたんだって。(NHK技術研究所の調査なんだって)
- また、アスペクト比が「16:9」に決まった要因の1つとして――
- 「映像の上下や左右に少し黒帯を入れたとき、どの映像も比較的見やすい」
- って理由もある。(すなわち「16:9」は万能の比率といえる)
- 「横長の視野をできるだけ映像で満たし、迫力ある映像を楽しんでほしい」
- そんな思いから、テレビは横長の長方形になったんだね。
- (昔のテレビは正方形だった。テレビデオが便利だったんだって)
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