- 答えは、二硫化モリブデンを用いた環境発電装置があるよ。
私も充電してほしい! ……え、そこまでは?
- 今、環境発電が注目されているね!
- 環境中にある熱や振動などのわずかなエネルギーから発電する、この技術。
- すでに水滴の一滴で5V以上の発電ができる環境発電装置も開発されているよ!
- そのポイントは原子1個分に相当する非常に薄い「二硫化モリブデン」
- これをプラスチックフィルム上に形成したものが件の環境発電装置なんだ。
- これまで大きな面積に形成することは難しかったんだけど……
- 研究グループが新しい手法を開発して、実現させたんだって。
- まずプラスチックフィルム上の二硫化モリブデンの両端に電極を取り付ける。
- そして、斜め45°に傾けて水滴を落とし、滑らせてみた。
- と、5Vから8Vのパルス状(一瞬だけ発生する)の電圧が!
- 薄い二硫化モリブデン中の電子が水滴と一緒に移動して電気が発生するよ。
- この技術、電池不要の雨量計の電源にぴったり!
- いろんな場所で自分で発電して動作する電子機器への応用ができそうだね!
コメントしてね!