- 答えは、DNAを調べたい…けど、その生物の姿形を損わず後世へと伝えたい。
その意見には私も賛成!
- 遺伝子を解析する技術は日々進歩してる。
- だから今後は、博物館に保存されている標本に含まれるDNAの解析も進むはず……
- そうなれば、生物学の研究が進展するね!
- しかし標本内のDNAを解析しようとすると、標本の一部を破壊することに……
- 標本には「その生物の姿形を後世に残す」役割がある。
- だから一部とはいえ、破壊したくないよね。
- そこで、植物の押し葉標本から元の形を損なわずにDNAを抽出する技術を開発!
- (国立科学博物館と福島大学の研究グループによる開発)
- プロテイナーゼKという物質を含む溶液を標本に垂らし、その溶液を回収する。
- ――と、標本の形を保ったままDNAを得ることができたんだ!
- 研究ではヤクシマアリドオシランの標本に溶液を垂らして試してみた。
- (ヤクシマアリドオシランはラン科の植物ね)
- ――と、遺伝子の部分によって確率に差はあったけど、ちゃんと抽出できた!
- さらに1934年に採集された標本にも使えることが確認されてる。
- 今後、古い植物標本のDNAを調べるのに役立てられるって期待されているよ。
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