緊急地震速報が鳴るのはなんで?

科学
  • 答えは、地震のP波をいち早く地震計で捉えて自動計算しているから。
  • 地震には2つの波があるよ。
  • P波……速度が速くて揺れが小さい
  • S波……速度が少し遅くて揺れが大きい
  • P波は初めに来るカタカタした揺れ、S波はその後に来るグラグラした揺れ。
  • 緊急地震速報は、P波の揺れをいち早くキャッチ!
  • 地震の場所や大きさを計算して、大きな揺れが来る地域に知らせているよ。
  • 日本全国には、地震の揺れを捉える機械「地震計」がたくさんある。
  • (約1700機の地震計が全国に設置されている)
  • 地震計のデータは、天気予報や地震の観測をしている気象庁に送られている。
  • 気象庁ではこのデータを常に解析。
  • P波が記録されていた場合、地震の場所や大きさを計算し、各地の震度を予想。
  • 大きな揺れ(震度5弱以上)が予想されたら、緊急地震速報を送るんだ。
  • (テレビやラジオ、携帯電話が鳴るね)
  • これが緊急地震速報のしくみ。
  • 地震の揺れが伝わるのはとても速いから、すべて機械が自動的に作業してる。
  • (地震計がデータを送るのにかかる時間はなんと1秒以下なんだよ!)
  • 気象庁は、できるだけ短い時間で地震の大きさを区別する方法を開発してる。
  • 地震の揺れを素早く、正確に予測することはとても難しい。
  • だから、誤って緊急地震速報が出されてしまうこともある。
  • だけど、気象庁と研究者が、協力してこの問題に取り組み。
  • 今では9割以上の地震でほぼ正確に緊急地震速報を出すことができるよ!
  • (最近の緊急地震速報はホント速くて正確だよね!)
  • (ありがとう、開発に取り組んでくれてる人たち!)

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