- 答えは、感覚神経の働きを長期的に抑え、痛みが数日から数週間続くから。
- オーストラリアにはギンピ・ギンピと呼ばれるイラクサ科の植物が生えてる。
- この植物は葉や茎などに強力な毒を含む細く小さなトゲ(刺毛)がびっしり。
- そのトゲがヒトの皮ふに刺さると、焼けるような強い痛みを引き起こす!
- そして、そのひどい痛みは数日から数週間続くんだ。
- ギンピ・ギンピの毒はとても激しい症状を引き起こす。
- だけど、その痛みが長く続くしくみや成分はずっと謎のままだった。
- クイーンズランド大学を中心とする研究グループがその毒成分を解明。
- ギンピ・ギンピから発見された毒成分なので「ギンピタイド」と命名。
- ギンピタイドには、感覚神経の働きを長期的に抑える作用がある。
- それによって痛みが長期に持続するんだ。
- また分子の形や作用が、猛毒を持つ毒グモやイモガイの毒素とよく似てた。
- この発見はギンピ・ギンピ被害の治療法開発につながると期待されてるよ。
- 日本にも刺毛のあるイラクサ科の草が自生してる。
- 刺毛に触れるとピリピリ痛み、腫れることもあるから注意してね!
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