- 答えは、蛍光ペンのインクに含まれる蛍光物質が光を出しているよ。
ピンクが一番覚えやすい!? 暗記したい単語はピンクで塗るべし!
- みんなの筆箱にもきっと蛍光ペンが入っているよね!
- 勉強のとき、本の大事な覚えたい文字に重ねて塗る。
- と、その部分が光ってくっきりと浮き出るように見える。
- ピンクは出来事、黄色は単語。自分で色づかいをを工夫するのも楽しいよね。
- そんな蛍光ペンが登場してほぼ50年。蛍光ペンが光るのはなんで?
- それは、蛍光ペンのインクに「蛍光物質」が含まれているから。
- 蛍光物質は、外から光を当てたとき、その物質のエネルギーが一瞬高まる。
- それが元のエネルギーに戻ろうとして特有の色の光を発する。
- こうして発生する光を「蛍光」というよ。
- 普通のインクは、当たった光を反射してその色だけを見せるだけ。
- でもこれに蛍光物質が含まれていると、物質が出す本当の光が加わる。
- このため、蛍光ペンで塗った部分は明るく鮮やかに見えるってわけね。
- 現在は様々な色の蛍光ペンが売られているよね。
- そもそも「色」とは「吸収されなかった光」のことなんだ。
- 例えば、木々に茂る葉は緑に見えるよね?
- これは、葉っぱが緑以外の光を吸収してしまうから。
- 吸収しなかった光の成分だけ反射しているから「緑」に見えるわけね。
- つまり、葉っぱ自体が緑の光を出しているわけじゃないんだ。
- これが、普通のインクが色を出すしくみ。
- 雨上がりの空に七色の虹がかかるのも同じしくみ。
- 太陽に含まれている色の成分が分かれて見えているんだね。
- 太陽の光にも電球の光にも、いろんな色の成分が含まれているよ。
- これらの光が何かに当たって、吸収されずに反射する。
- と、その光の成分が「色」として見えるってわけ。
- 蛍光ペンと同じ原理で光が出るものは他に「蛍光灯」が挙げられるよ。
- 蛍光灯に電気を流す。
- と、ガラス管の内部に目に見えない「紫外線」という光が発生する。
- これがガラス管の内側に塗った蛍光物質に当たる。
- すると、目に見える蛍光として光るわけね。
- 普通の電球が光るしくみは、これとは違ってる。
- 電球の中には「タングステン」という金属でできた細い糸がある。
- これに電気を流して発熱させると、その熱で光が出るんだ。
- 長時間つけておくと電球がものすごく熱くなるのはこのためなんね。
- ちなみに蛍光ペンは「ピンクが一番記憶を助ける!?」って知ってた?
- 日本大学などの研究グループが実験結果を2002年に学会で発表しているよ。
- ピンク、黄、緑の蛍光ペンを用意。
- それぞれ文字を覆うように塗る、下線を引く。
- で、4文字のアルファベットを次々と覚えるテストをしてみた。
- と、3色ではピンクが、下線よりも文字を覆う塗り方のほうが。
- 記憶に効果があるって分かったんだって!
- 暗記したい単語はピンクで塗るとテストの点数がアップするかも!?
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蛍光ペンなんで光る?
自由研究の参考になったのでよかったです。
コメントありがとうございます。お役に立ててよかったです。