- 答えは、遺伝子と生活習慣の違いが原因。
- 近視は、光の焦点が網膜の位置より前方で結ばれる。
- このため、網膜上で映像がぼやけてしまう。
- この原因には「軸性近視」と「屈折性近視」の2種類がある。
- 軸性近視は、眼軸(角膜から網膜までの長さ)が長すぎる。
- 屈折性近視は、角膜やレンズ、毛様体筋などの屈折調節が強すぎる。
- 眼軸の長さ、屈折性ともに身体の成長と生活習慣によって変化する。
- 特に生後2歳までは、眼球が急速に大きくるので眼軸も長くなり、近視傾向に。
- 一方、調節側である組織はこれを打ち消すように成長する。
- 8歳以降、眼球はさらに大きくなるけどレンズの打ち消し作用は低下していく。
- このため、8歳以降に近視になる子供は増えるっていわれてる。
- 「スクリーン機能を果たす組織」と「屈折率を調整する組織」
- この2つは、光の焦点が網膜上にくるよう、協力するように組織を形成する。
- この協力の度合いの差が「近視のなりやすさ」にかかわってくるんだね。
- 遺伝子については単純遺伝ではない。
- 特殊な近視病を除いて、複数の組織形成に多数の遺伝子がかかわってる。
- 生活習慣については、暗い所で長時間本を読むと近視になりやすい。
- また、寝転んだ姿勢のままテレビを見続けると、左右の視力差が生じる。
- 「バイオレットライト」を浴びると、眼軸が短くなり近視化抑制に効果的。
- バイオレットライトは、紫外線よりやや波長が長く、太陽光に多く含まれる。
- なので近視を防ぐには、太陽光を浴びる生活習慣を取り入れるといいね。
コメントしてね!