- 答えは、危険なのは生き物たちが生き抜くための工夫なんだよ。
一生懸命に生きてる、ただそれだけなんだ……
- まず、生き物を「危険だ!」と考える理由ってなんだろうね?
- それは「人が命を奪われる」可能性があるからじゃないかな。
- その内容はいくつかの場合に分けて考えられるよね。
- 力の強い動物……………ライオン、トラ、ヒグマ、ワニなどの肉食動物
- 体が大きな動物…………ゾウなど大型動物
- 毒を持つ動物……………毒ヘビ、サソリ、毒グモ、クラゲなど毒を使う動物
- 病気をもたらす動物……蚊やマラリアなど虫や寄生虫
- 大型で鋭い歯や爪を持つ肉食動物に襲われたら身を守るのは難しい。
- 世界ではゾウの群れに踏みつぶされて毎年多くの人が亡くなってる。
- 毒を持つ動物でとくに怖いのはハチ。
- 日本では、ヒグマやハブよりもスズメバチに刺されて亡くなる人の方が多い。
- 食べると危険な生き物もたくさんいる。
- 猛毒を体内に持つフグや毒キノコを食べて人が亡くなる事故が後を絶たない。
- それから病気を媒介して、人の体内に入り込むような生き物も。
- 例えば、マラリアという目に見えないほど小さな生き物がいる。
- これは蚊が血を吸うときに人の体内に入り込む。
- 熱帯を中心に毎年何十万人もの人が命を奪われているんだ。
- 私たちが「ばい菌」などと呼んでいる人間を病気にする微生物もいるね。
- でも、危険な生き物たちのことをよく学んでみる。
- ライオンやサメは「エサを捕まえようとする場面」に人間が近づく――
- と、襲われることが多いんだ。
- ハチは「巣を守ろう」として人を刺すって考えられる。
- フグやキノコが毒を持っているのは「動物に食べられないため」
- 厳しい自然を生き抜く上で、エサを取り身を守るしくみだとわかる。
- 「そのしくみが人間に害を与える」とき、人間はそれを「危険だ!」
- ――ってなるわけね。
- ただ怖がるだけじゃなく、危険な生き物たちの生き方や体のしくみを知る。
- ――それがだいじね!
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