- 答えは、人間は大きな脳を持ち、生き残る以外にも興味をもつから。
芸術好き?
- 絵や彫刻は好き? 人が描いた絵やつくった像を見るのって楽しい!
- (広い意味だと「漫画や小説、アニメとかも芸術だ!」と言えそう)
- 芸術は鑑賞するだけじゃなく「自分でつくろう!」って思うことも。
- (ふと、筆や粘土を手にとったりすることあるかも)
- 美術だけじゃなくて、音楽もいいよね。歌って演奏して聴いて楽しい!
- 物語や詩を生み出す。
- 劇を創作して、舞台や映画で演じる。
- 建物のデザインを考える。
- これらは人間だけが親しむ「芸術という脳と心の活動」なんだ!
- 人間はまだ誰もつくったことのないものをゼロから生み出そうとする。
- 美しいもの、素敵なもの、カッコいいもの、恐ろしいもの、悲しいもの――
- 見たことも聴いたこともないものをつくって「心を満たそう」とする。
- 地球にはたくさんの動物がいるけれど、芸術をするのは人間だけ。
- ……何が他の動物と違うんだろうね?
- 動物はすべて、自分たちが「生き残る」ためだけに一生を送るね。
- ライオンが狩りをする。
- カエルがたくさん卵を産む。
- 昆虫が空を飛ぶ。
- クジラが大きな体をもつ。
- みんな厳しい自然界を生き残ってきた姿なんだ。
- しかし、人間だけは「とても大きな脳」をもつ。
- そして、「生き残り」以外にも挑戦するように!
- 例えば、フランスのラスコーの洞窟には2万年前に書かれた壁画の残ってる。
- 当時の人間がともに暮らしていたシカやウシの仲間が鮮やかに描かれている。
- 狩猟や採集を行い、石器を道具に生活していた時代なのにね。
- 機械やコンピューターもなくて、文字もなくて。
- 作物を育てることも、物を売り買いすることもなかった時代――
- それでも、もうヒトは絵を描いていたんだね!
- 人類の大きな頭脳は、どうやら「ただ生きていく」ためだけじゃない。
- 身の回りの物や出来事に、美しさや喜びや悲しさや怒りを感じる!
- まだ「芸術をもつ」とは呼べない段階――
- ネアンデルタール人と呼ばれる古い人類は、死んだ人を弔ったり埋葬したり。
- (これは10万年くらい前の話)
- そうした「心の豊かさ」は次第に深まっていったんだろうね。
- 目にする光景や事物、そして人間どうしの営み――
- 絵や彫刻や音楽や詩や物語にして分かち合いたい!
- ……こんな感じで、芸術を未来に残すことにつながっていったのかな。
- 人類は大きな脳をもつようになった。
- 生物として生き残る以外のことにも興味を持つようになった。
- そしていま、人間だけが芸術を育み、心豊かに生きようとしているんだね!
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