ガラスは砂でできているってなんで?

科学
  • 答えは、ガラスの主成分は砂に含まれる二酸化ケイ素だよ。
  • 身近なコップや窓ガラスなど普通のガラスは主に二酸化ケイ素でできている。
  • 二酸化ケイ素は酸素とケイ素の化合物。これは地球表面にある岩石の主成分。
  • つまりガラスの主な材料も岩石の細かい粒、すなわち砂ってことになるよね。
  • (ガラスはまさに「大地の恵み」といえそうだね)
  • 普通のガラスでは二酸化ケイ素成分の多い砂(ケイ砂)を用いる。
  • これに、何かが燃えてできる灰を精製したソーダ灰や石灰石などを混ぜる。
  • そして1500℃以上の高温で溶かす。
  • これをさまざまな形に加工したものがガラス製品になる。
  • 混ぜ合わせる成分によって、溶ける温度や硬さなどの性質が変わる。
  • 例えば、実験で使うビーカーなどはホウケイ酸ガラスという。
  • 丈夫にするためにホウ酸を混ぜているんだ。
  • レンズなどの光学ガラスには、光を通す性質を変化させる成分を加えるよ。
  • ちなみに普通のガラスの原料にはカレットが3割ほど含まれている。
  • (カレットは、使用済みガラスビンなどの破片のこと)
  • ガラスはとてもリサイクル性に優れた材料なんだね。

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