ミカンの味

文学・評論
  • 『ミカンの味』よむかも。
  • 著者:チョ・ナムジュ 翻訳:矢島暁子 出版社:朝日新聞出版
  • 定価:1600円+税 発売日:2021年4月20日 単行本:248ページ
  • ISBN-10:4022517573 ISBN-13:978-4022517579
  • この本は、韓国の小説だって。「シスターフッドの力!」
  • 著者の人は『82年生まれ、キム・ジヨン』のチョ・ナムジュさんだって。

  • (韓国で130万部を超える大ベストセラーに。フェミニズムに影響を与えた)
  • 主人公は、現代の4人の女子中学生。
  • 彼女たちはソウル郊外の新興住宅地に暮らす。
  • 他の同世代と変わらず、家庭と学校と塾でほとんどの時間を過ごす。
  • 家庭環境も成績も異なる。それぞれ個別の悩みを抱えている。
  • 4人はぱっとしない映画部に入部して出会う。よくいがみ合う。
  • 文化祭の準備で苦労する間に仲良くなる。「いつも一緒にいる四人」になる。
  • そして3年生になる直前の旅行先で。
  • 大人たちには内緒の、高校受験に関する約束をする。(って感じのあらすじ?)
  • この約束が守られるかどうか、長くやきもきさせられるそう。(倒叙法効果)
  • 構成の巧さもさることながら、繊細な心理描写も見事らしいね。
  • 登場人物の言葉にできない感情や思いを言語化する。
  • それは小説の大切な役割であり、作者の人間に対する理解が試される。
  • 登場人物が中学生ならなおさら。本人も掴みかねている内面、心理。
  • 優れた作品は、それを汲み取って的確に描写している。
  • この物語では、セリフよりも心理描写の方が、4人の個性をよく表してる。
  • どこにでもいそうな思春期の4人の女子中学生たち。
  • 外見や発言からだけでは知り得ない個々の実相がリアルに伝わってくるって。
  • シスターフッドの力で理不尽な学歴社会に抵抗する。
  • 余韻は、微笑ましく、苦いんだって。
  • (ネットのレビュー・感想は、う~ん。韓国の名前・文化の理解に難あり?)
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