ゆく川の流れは、動的平衡

文学・評論

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :福岡伸一
  • 出版社   :朝日新聞出版
  • 定価      :1700円+税
  • 発売日   :2022年3月18日
  • 単行本   :248ページ
  • ISBN-10:4022518146
  • ISBN-13:978-4022518149

『よむかも』な本のポイント

  • 博士の本は読まずにはいられないっていうよね。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『ゆく川の流れは、動的平衡』よむかも。
  • この本は、朝日新聞に連載された600字ほどの科学エッセー集。194編。
  • 動的平衡とは、著者の生命論におけるキーワード。
  • 生命とは利他的で、環境から多くを摂取しつつ、しかし自らも与える。
  • すなわち、他者を生かしてる。
  • この主題は、この本に繰り返して、読者に気づきを与えてくれるって。
  • テーマは多彩。起承転結の「結」に教訓、自戒、余韻がある。
  • そこが楽しめる。
  • 話題はチョウやセミなどの生き物から数学、医学、気象、情報まで。
  • 多岐にわたっている。
  • 科学好きはもちろん、科学好きならずともおすすめ。
  • 教養、問題意識を深めるのに大いに役立つって話。
  • 著者の好奇心を感じさせる間口の広い本みたい。
  • この本に通底するのは「学問と学び方の問題」みたい。
  • ゲノム編集技術の落とし穴、AIの限界、ウイルス論など――。
  • 社会性に富んだ問題提起もいっぱいあるよ。
  • エスプリ豊かないい話がいっぱいあるよ。
ゆく川の流れは、動的平衡
日常に生起する感慨を描きながら、 生命の動的平衡と利他性のつながりを表す。 福岡ハカセの細やかな観察眼と美しい文章を堪能できるエッセイ集。 朝日新聞連載「福岡伸一の動的平衡」待望の書籍化! 「手渡されつつ、手渡す。これは利他性に他ならない。...

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